MESSAGE 病院からのメッセージ

ペットのために出来る事を全力で!

 小さな事からコツコツと・・・

 どこかで聞いたような漫才師の台詞ではありますが、我々は詰め将棋の様にじっくり考え、現状では一番良いと思われる指し手で病気に立ち向かいます。獣医師は魔法使いではありませんので、死んだペットを生き返らせるなんて出来ませんし、そう派手な事は何一つ出来ません。
 ペットにも人にも寿命があり、それには逆らえません。一生を過ごす中で、大なり小なり病気やケガにも遭遇します。自分自身が持つ治癒力のみで生きる野生動物とは異なり、ペットと人だけが医学的な介入で自身の治癒力だけでは足りないものを受け取る事が出来ます。動物病院はそのお手伝いをさせていただく場所です。

 良い獣医療をペットに提供するためには、「飼い主の力」が必要です。「飼い主の力」は「危機管理能力」に置き換えられるかもしれません。危機管理は「将来生じるであろう問題」に対しどう予防するか、「現に生じている問題」に対しどう処置・治療を講じるかという2つの柱。動物病院は複数のプランを提供しますが、最終的に「どうするかという決断」は飼い主に委ねられています。飼い主の皆さんにもペットのからだの仕組み、予防、病気、栄養学など、小さな事からコツコツと勉強し「飼い主の力」を増強していただけると嬉しいです。当院の待合室は図書館の様なカフェの様な造りになっています。日頃から気軽にお越しいただき、獣医学への興味を深めていただける事を切に願っています。